着物の小物について
福岡県筑紫野市二日市西と福岡市中央区春吉
長崎県佐世保市の常設教室や、福岡県、佐賀県、長崎県内の公民館等で初級無料着付け教室を開催している「きもの装美着付学院」です。
今回は小物に関する豆知識を書きますので、よかったら参考にしてくださいね。
- 帯枕について・・・帯が背中の下の方にずり落ちないように考えられました。
- 帯揚げについて・・・今から150年位前に帯の結び目を隠す為に考えられました。
- お太鼓・・・江戸の亀戸天神の太鼓橋の修復の祝いにちなんで、深川芸者の帯結びからその名がつけられた。
- 半襟について・・・着物の衿を汚さない為に考えられました。又、着物の衿の半分位の衿なので半衿となったと言われています。
- こはぜ・・・昔はボタン掛けであった(木を布でくるむ)が、江戸の後期になり、今の様なこはぜとなりました。男性の物は、金を使った物もありました。
- 草履・・・平安時代は僧侶の履物で、庶民は履くことができなかったが後になって一般も許されました。
- 扇子・・・留袖にさす扇子は涼をとるものではなく、品格を添えるものですが、相手に対して敬意を表すという意味もあります。お茶の場合は、俗社会とのけじめの為のものです。
- 半巾帯と小袋帯・三重浮・・・同じ用途のものですが、小袋帯は袋状に織ったもの
- 三重浮・・・小袋の上に、こみ入った柄を織る為に柄が立体に見えるので三重浮と言われています。